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日記
とあるゲーマーの日常。
 2019年05月23日(木)  スピーカーによる音の傾向と好みの変化
ウチにはなんだかんだでスピーカーがたくさんあるのだが、中でもメインで使っている2組の印象と言うか、ランキングがいつの間にかひっくり返っていた。
考えてみれば当然で、最初にスピーカーをそろえたのは約10年前。
10年たてば、聴く音楽の好みも変わってくるというものだ。

■昔
【GOOD】クリプシュのブックシェルフスピーカーRB-51
JBLが欲しいけど手が届かない層にぴったりの低価格帯アメリカン・ホーンサウンド。
RB-51はRB-41やRB-81といった兄弟機のなかでは割と何でも鳴らせるように作られているが、やはり素性はアメリカンサウンド。
チタン製のツイーター+セラミックコーンウーファーによるタイトで元気のいい音はロックやジャズ、激しいゲームミュージックととても相性が良い。

【BAD】DENONのブックシェルフスピーカーSC-A33XG
ほっそい音で全然ダメ。そもそも低音が出るスピーカーじゃない。メーカーの言うところの「ダイレクトドライブ方式スーパーツイーター」のためか高音はかなり出ているが、それが悪目立ちして余計にキンキンした印象を与えた。

↓その後

SC-A33XGを無駄にするのも勿体ないので、この高音に遅れないタイトな低音を追加してみようと思ってフォステクスのサブウーファーPM-SUBminiを買ってみた。
これが予想以上に大化けした。音域のバランスが良くなって、あまり聞こえなかった中音もはっきり聞こえるようになった。
うるさいと思っていた高音が出なくなったわけじゃないはずなのだが、他の音域がきちんと出てると不思議と気にならない。
バランスが良くなって改めて聞いてみたら、キンキンしていた印象から一転、聴き疲れしない奇麗な音で、どんな音楽も素直に鳴らしてくれる。いい意味で癖がなくマイルドな音だ。
駄目スピーカーだと思ってたSC-A33XGの真の力が解放された…のかもしれない。


■今
【BAD】クリプシュのブックシェルフスピーカーRB-51
昔はこのアメリカンサウンドで元気ある曲をかけるのが好きだったのだが、今はそんなに派手な曲はあまり聞かない。
どっちかというと女性ボーカルが沁みる曲とかよく聞く。その辺は年齢による好みの変化なのかもしれないし、自分の中でそういうブームが長く来てるのかもしれない。志方あきことかKalafinaあたりのブームが。
だがそうなると、RB-51は…明瞭感に欠けるし聴き疲れする。強みであるはずの金属製ホーンの音が体力が衰えた身体に刺さる。

【GOOD】DENONのブックシェルフスピーカーSC-A33XG+PM-SUBmini
PM-SUBminiと組み合わせることでSC-A33XGが真の力を開放した今となっては、こちらのほうがボーカルものの音楽を聴くのに適している。
SC-A33XGのウーファーはグラスファイバーコーン、材質が繊維…つまり布ってことか? 軽く優しい音を鳴らす。
大雑把にこういうのをヨーロピアンサウンドと言うらしいが、疲れなくてずっと聴いていたくなる音だ。
ズガーンとは来ないが、それがむしろありがたい。

というわけで、評価がひっくり返ってしまったわけだが、別にどっちが上とかでなく、クリプシュは最初からアメリカンサウンドだしDENONは最初から(いや、サブウーファーを追加してから)ヨーロピアンサウンドだっただけだ。
自分の好みが変化しただけで。

約10年前に奮発して買ったRB-51だが、私の好みの変化のせいで一軍から退いてもらうかな…。

 2019年05月26日(日)  トールボーイスピーカーに手を出す
これまでずっとブックシェルフスピーカーしか使ってこなかったが、ブックシェルフスピーカーにスピーカースタンドをつけてサブウーファーつけてとやると場所も金もコンセントも必要になる。
事実、今そうなっている。

てことはトールボーイスピーカーにすればいいんじゃないか。
それなら土台と高さのためのスタンドも、低音を補うためのサブウーファーも必要ない。
そういえば今まで使ったことなかった。

というわけでトールボーイスピーカーに手を出す。
高いのは買えないが、幸いにして最近は「安くてそこそこ」のスピーカーならいろいろある。
最高を求めるなら天井知らずの世界だが、コスパにこだわる選び方もある。

エントリークラスながら音楽を聴く用途にも使えるというラインで探していたところ、メルカリで安く出ていたDENONのSC-T37Mにしてみた。
しかしトールボーイスピーカーは1本売りが普通なので、もう1本そろえないといけないのだよな…。

 2019年05月28日(火)  今は頭上から聞こえるサラウンドが熱い、らしい
新しい技術が出るたびにそれを導入した新商品が出て旧機種は陳腐化するAVアンプ業界だが、ここ最近はドルビーアトモスとかAudio-3Dといった天井(埋め込みあるいは天井方向へ向ける)スピーカーによる「上からの音」が注目されているようだ。

9.1chだ3Dだ4Kだフロントハイだと新しい規格のたびに新製品を買わせようとする流れには辟易するところだが、技術の進化はまだまだ行き詰っていなくて掘り起こしたい夢がある、とも言えるかもしれない。

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