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日記
とあるゲーマーの日常。
 2010年09月01日(水)  数年ぶりに映画見に行った
毎月1日は映画の日だから映画見に行ってみようと思って何年たったことやら。だがついに行ったぞ。
ライムスター宇多丸氏がオススメしていた『劇場版仮面ライダーW』、そして『ヒックとドラゴン』を見てきた。『ヒックとドラゴン』は完全に自分の趣味と違うのだが、ラジオで絶賛されていたのと、エバクエやってた時代に世話になったきゃびん氏が4回くらい見に行ったというので、そんなに面白いというなら、って感じで行ってみた。初の3D映画体験でもある(RealD方式)。てなわけで簡単な感想をば。
先に言っておくけどネタバレあるよ。


仮面ライダーWは、気持ちの良いカット割りや効果音、見惚れるようなアクション演出で、かなり完成度が高く楽しめるエンターテイメント作品だった。ただ、尺が短い……。
ラストはもう少し尺をとって盛り上げて欲しかったが、約60分に収めなければならないという東映ヒーロー映画の制約により、急ぎ足な展開になってしまったようだ。
ラストバトルはクライマックスシーンなんだから、もう少しラスボスであるエターナルと色々な攻防をやってほしかった。そうした方が、すでに充分いいシーンである最後の逆転を、もっと盛り上げられたと思うんだ。

その“いいシーン”であるクライマックスはある意味、魔女の宅急便のラストに似ている。だが魔女の宅急便のラストは、街の多くの人々はキキが誰かは知らないけど、少年を助けようとしてるから応援する。というか、これによってキキは皆に認められるようになるのだからそれでいいのだけど。
仮面ライダーWは似てるけど少し違っていて、すでに街の多くの人々に認めてもらっている。街の人々はTVシリーズで“風都という街を守るヒーロー”である仮面ライダーに助けてもらっている。そういう下地があるから、助けられる側だった彼らが一丸となって応援するクライマックスシーンは感動的なんだ。だから魔女の宅急便のラストでキキが失敗しながら何度も挑戦した、あのくらいの尺で、応援を受けはじめてから逆転の力を得られるまで倒れては立ち上がるシーンなどがあればそれはもう涙ドバー間違いなしなんだが、尺が短いせいでそこをあまり引っ張らずに逆転してしまう。あまりピンチになったようにも見えないために逆転のカタルシスが弱い。


もったいない……ああ、もったいない!!
たぶん監督は断腸の思いでカットしたシーンが山ほどあるんだろうな。
ライムスター宇多丸氏はラジオで「作品のカロリーに対しての上映時間」という表現を使ったが、まさに作品の持つカロリーの多さに対して時間が足りない作品だった。カロリーが足りないのに2時間とか使ってスカスカになる映画も山ほどあるだろうに、こんな面白い作品を60分に収めなければならないなんて惜しい話だ。


ヒックとドラゴンは、……どうなんだろう。悪くない、けっして悪くないんだが……なんというか。
「バイキング族から見てドラゴンは敵、だけど主人公のヒックは怪我をしたドラゴンを助けたことでドラゴンと交流していきます」という、すでに公開されてるイントロ的な部分。
このイントロから始まったらラストまでどんな展開になるのか素直に予想してみれば、10人中8人は正解すると思う。
実際、ほぼ全てのシーンにおいて先が読めた。こうなるだろうって展開に思った通りになるので既視感ありまくり。ちょっと気の利いたサプライズはあるけど、大筋としてはなにも意外な部分はない。
でもそれだけに安心して見てられるし、気をてらわない分ひとつひとつをとても丁寧に描いてるし、スピード感のある飛翔のシーンは見ていて気持ちいいものになっている。
こういった部分はまるでジブリ作品。実際監督はジブリ作品のファンとのことで、途中何度もジブリ作品のあのシーンに似てるな、ってところがあった。

たださ、マクロスFの最終話付近でも思ったんだけどさ、言語が通じないためにそれまで敵対して殺し合っていた2つの種族が、誤解が解けたからってそう簡単に仲良くできるもんだろうか。仲間や大切な人を殺された! って怨みを持っている人は大勢いるだろうし。マクロスFはそこの部分を完全スルーしてた。終盤で○○を殺された時は「ヴァジュラを皆殺しにしてやる!」なノリだったのに、最終戦闘は人類とヴァジュラが共闘する感動的シーンになっちゃってるし。ヒックとドラゴンでも「奴らは我々の仲間を大勢殺した!」「僕らだって彼らをたくさん殺した!」という父と子のわずかな会話があっただけで、戦いをやめても過去の因縁に対してどう心の整理を付けるのか、に関してはやっぱりスルーだった。ただまぁ、マクロスFと違って誰かが死んだという描写をほとんどしてないから、べつにいいのかな?
あーそれと吹き替え版だけの問題なのかもしれないが、あんだけドラゴンを大切に思い、相棒とまで呼んでいたヒックが、和解したあとドラゴンたちを“ペット”呼ばわりはないだろう。なんでそこで上から目線なんだよ。

とりあえずヒックとドラゴンは、脚本は王道、アクションは爽快感があり、悪人がいなくて、友情賛美で、残酷な描写もないし、クライマックスは盛り上がり、ちょっとは教訓めいた痛みもあるという、ファミリー映画として隙のない作品だと思う。
でもだからこそ最後のセリフで、人間と共存するようになったドラゴンたちを「ペット」って主人公のヒックが呼んだのは残念だよ。ましてや最後、ヒックはドラゴンのトゥースと等しい傷を負って心身共に支え合っていく関係になったというのに。せめてそこは「仲間」って言ってくれよ。

 2010年09月02日(木)  チャンピオンRED付録についていたシグルイ朗読CD
先月シグルイの連載が終わったから(今月号まだ見てないけど)、ネタバレ解禁ってことでチャンピオンREDについていた朗読CD2つを聞いた。
この付録、アイデアや人選はすごくいいと思うけど、まだ連載途中にオチまで読んでしまうってのはどうかと。実際に付録になったのは数年前だけど、ようやく全部聞けたよ。
CD1枚目の『無明逆流れ編』はまさに漫画でやっていた内容だから、漫画で読んで、原作朗読を聞いて、ああなるほどこういう風に漫画化したのか、という感じで楽しめた。朗読は若本規夫。ぶるぁぁあ! とは吠えずに淡々と読み上げる。

で、もう1枚のCDは、漫画では詳しく描かれなかった『がま剣法編』だ。
朗読は銀河万丈。ガンダムのギレンとかDOAのバイマンなどの低い声の仕事と違って、やや高く澄んだ声で、聞き取りやすく読み上げてくれる。
漫画でも登場した“がま剣法”屈木頑之助と御前試合で戦う相手は、これもまた漫画で登場して藤木たちを預かっていた“舌切り槍”笹原修三郎。私は原作を読んでいないのでこの2人が戦うなんて知らなかった。

どちらのキャラも漫画で登場したから人物イメージは知っている。性格も、戦い方も、お互いとんでもなく強いってことも。それでじゃあこの2人が戦ったらどうなるんだろう? と予想すると、これが正直さっぱりわからない。
だから、朗読CDはもうドキドキしながら耳をすませて聞いた。

内容に関しては触れないけど、予想以上に良かったよこれ。原作も、朗読も。

 2010年09月04日(土)  きっかけはスパIVなんだが
久々にスパIVやってみた。リハビリで軽くのつもりだった。
そこでこれまであまり対戦したことなかった、面識の薄い(皆無ではない)人とSkypeで会話しながら対戦したのだが、……きっぱりとプレイスタイルにダメ出しされた
誤解しないで欲しいが別に失礼なこと言われたわけじゃない。
むしろ、普通は言いにくいことを、まっすぐに言ってくれたと感謝するべきだろう。

「絶対負けたくない、という気持ちがなきゃダメだ! それは上達、向上において絶対に必要なものだ!!」

いやまぁ、わかってるんだよ。
負けた時の悔しさとか自己嫌悪が苦しいから、「いいさどうせ勝てないのは最初からわかってるし」と賢しいふりをしたら、負けた時の悔しさはなくなったけど、同時に勝った時のうれしさもなくなっちまった。
いやー、なんかこれまずいなぁとは薄々自分でも感じていた。格闘ゲームに限った話じゃなく、様々なものにたいして無気力になるみたいで。

年齢もあるんだろう。家庭用ってこともあるんだろう。両方かな。
20代前半、餓狼伝説スペシャルをゲーセンでやりまくってた頃は、それはもう勝とうと必死になったもんだ。金かかってたしな。

性根の部分もあるんだろう。誰かを押しのけてでも這い上がりたいような性格ではない。穏便にすませられるならそれが一番。それをいきなりひっくり返すのはさすがに無理だが、もうちょっと、なんというか……自信過剰はいけないが、自信皆無もまた問題なんだろうな。
ほどほどにしないと。プラスであろうがマイナスであろうがね。

 2010年09月05日(日)  仮面ライダーオーズ
自動販売機ライダーだと……

主人公は五代雄介(クウガ)的な風来坊。
ディケイドで一度ぶっこわした平成ライダーを王道のWでリセットして再び最初からやり直そうって狙いなんだろうか。
平成ライダーは途中からヒネた主人公が多くなっていったから、五代雄介や城戸真司(龍騎)のような天然いい人系の主人公はひさしぶりだな。

そして変身の時の歌(というか短いからジングルだな)は、耳に残ってクセになるかもしれん。
「タカ! トラ! バッタ!」
♪タ! ト! バ! タトバ タ! ト! バ!


あと子供たちがブリーフパンツよりボクサーパンツが好きになってグンゼ産業がダメージ受けるかもしれん。
でも自動販売機業界(ジュースのメーカーだな、アサヒとかコカコーラとか)は、番組の熱があるうちになにかタイアップ企画をかたちにできれば大もうけのチャンスかも。

あーそうそう、ディケイドやWと違って役者の演技はちゃんとしてるよ。
というか、ちゃんとしてるから何も違和感なかった。
ディケイドやWは初見で棒演技に違和感バリバリだったからな。

 2010年09月06日(月)  思い返せば昔からだ
自分がなんでこんなに勝ちに執着しなくなったというかむしろ進んで負けるようになったのかなーと思い返してみると、実は結構前、それこそ20年くらい前からそういうところはあったように思う。

桃鉄を仲間内でやってた時、負けてると本気で怒る人がいたんだよな。
本気でぶちギレかけるから、すごく場の空気が重苦しいのね。
その雰囲気が嫌だから、そういう時はできる範囲で……桃鉄は運ゲーだから実際にできることは少ないんだけど、その人が負けないようにわざとらしくならない範囲で調整し、自分が負けて笑われる道化になることで場がなごむならそうしようとしたもんだ。ヘタに勝って憎まれるのも嫌だしね。

他にも、その人とどっちが正しいかという論争になっても、向こうは「絶対に俺が正しい!」というスタンスを決して崩さないので、そのテーマの正解がどちらにあろうと(もちろん私が間違っていることもある)、結果的には必ず私の負けになる、というか私の負けということにしないかぎり終わらない。
だからもう、話が平行線になるこっちも「わかったよ、もう私の負けでいいよ」とあっさり折れる。

そういう事の積み重ねが、自然と「面倒なことになりそうなら、さっさと他の人を勝たせてしまおう」っていうクセとして身についたのかもしれない。

ちなみに1回だけ、こちらも自分の意見が間違ってないと思って最後まで曲げなかったことがある。
その結果、愛想を尽かされてそれから10年近く絶交されることになった。
まぁ昔のことなので今は問題なく交流があるのだけど、当時は「必ず負ける、意見を譲る、見下される道化になる、ということを徹底しなかった自分が悪いのだろうか!?」とかなり思い悩んだものだ。

 2010年09月07日(火)  またまたディスプレイに振り回される
19型REGZAを買ったわけだが、それがゲームモードなる低遅延のモードがあって。
今までゲームはPC用の液晶ディスプレイでやってたのだが、REGZAでスパIVをやってみた。

またタイミング変わった。
相手を上空に放り投げてからの真昇龍のタイミングが、今までのつもりでやると早い。

ストIVとスパIVは、このゲームだけで画面の環境をころころ変えた。
ブラウン管(基本にして最速)
→液晶ディスプレイコンポーネント接続(劇的に遅くなった)
→液晶ディスプレイHDMI接続(前より少し早くなった)
→REGZAゲームモードHDMI接続(さらに早くなりブラウン管にかなり近づいた)

結果的にブラウン管とだいたい遜色ないレベルにまでなったのだからいいのだが、変えるたびに入力タイミングも変化させなきゃいけないので大変だ。
遅い早いといってもその差は数フレームなんだが、仮に3フレーム(0.05秒)違ったとしても、体感としてはかなり違うもんだよこれが。

 2010年09月08日(水)  作る人より盗む人?
Twitterにも書いたことだが。
先月の仕事で、あるメーカーの期待の新作の紹介記事を書いた。
ふと2chのそのメーカーのスレッドにて、記事を見た人が何か言ってるかな? と興味が沸いたのでちょっと見てみた。

704
適当に炊いてみた
補正等超適当なのでご容赦下さい
(以下、記事をスキャン、コピーしたデータがまるまるUPされている)

>>704乙
親切だねぇ。

>>704


>>704
素晴らしい。高画質乙。

>>704
おつ!乙すぎてコレは確実に転載されるなw

>>704乙
テンションあがってきた

>>704
神様乙!

>>704
乙です!!

記事を組んで掲載した雑誌に対する敬意はない(買おうとは思わない)が、それを複製配布した人には敬意を表するんだな。
まぁ週刊漫画などを描いている人に比べたらごくごく小さな話だが。

 2010年09月10日(金)  年に1本レベルのタイトルがかち合って機会損失
昨年辺りからあまりゲームソフト買わなくなったけど、それでも年に1本レベルで期待してるシリーズってあるじゃない。
開発期間長い大作だからいつ出るのか知らない、まぁそのうち発売日が発表されるだろう、出たら買うよ、ってやつ。

私にとってFallout:NewVegasFable3はどちらもそういう年単位でまったり発売を待っていたタイトルだ(ちなみに来年の楽しみはデウスエクスだ)。その1度買ったらしばらくはそれを遊びまくるぞ、っていうビッグタイトル2本が、よりによってほぼ同時に(1週間のずれ)発売されるってどういうことだよ。

どっちも1度始めたらどっぷりと世界に浸るタイプのゲームだし、同時進行は無理。
となると片方は泣く泣く切り捨てざるをえない。せめて発売が1ヶ月ずれていれば……。

なんでこういうメーカーもユーザーも損する発売スケジュール組むのかなぁMSKKは。

 2010年09月16日(木)  言葉にならない
重鉄騎……!!

 2010年09月20日(月)  ……またか
構成案出す→電話で打ち合わせ
編「じゃあそれでラフ進めてください」
私「ではもう一度構成案出します」
編「いや作業にかかってもらっていいです」
私「でも口頭だけだと意図の違いでトラブルとかあると嫌ですから」
編「わかりました」
私「送りました」
編「確認しました、これで大丈夫です。これで進めてください」

私「送りました」
編「こちらで編集長に確認が不十分でして、大幅に変えてもらうことになりました」
私「……」

私「送りました」
編「確認しました。ここの順番変えてもらえますか」
私「そこ変えるとそのページ全部切り直しになるんですが」
編「はい。お願いします」
私「……少し時間かかりますよ」

 2010年09月23日(木)  あーあ、という出来事
なんか2chのエロゲー雑誌スレで仕事先の雑誌が叩かれてて、なんだろうと思ったら、下請けデザイナーのひとりがAmazonで色々なエロゲー雑誌のデザインや内容についてレビューしているらしい。
レビューの内容は見た感じ、ひいき目なしに素直に思ったことを書いているようだが、結果的に他誌の悪いところも書いているわけで、それを「あの雑誌のスタッフは他誌の売上げを落とすためにネガキャンをしている」みたいに勝手に思った連中が叩いているようだ。

まぁ2chは少しでも他人を叩くネタがあれば飛びつき、面白半分に、かつ思慮の浅い思い込みだけで誰かを叩くから、これ自体は無視していいような話だ。
ただ、その下請けのデザイナーがね。一応関係者なんだから、自分の直接的にしろ間接的にしろ関わっている商品にレビュー書くのはプロ意識ないなー、と思う。
あるいは仕事受ける前に書いたものかもしれないけど、それなら消した方がいい。
どんなに客観的に書いた良いレビューでも、関係者が書いたと知れればそう読んでもらえない。

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