物置
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2004/09/01 仕事はいっぱいあるのにやめられないファントムダスト

会社でもファントムダストが気になって集中できない…。体験版で使えるスキル(つまりカード)は製品版の3分の1ほどだが、扱いやすく特徴のはっきりしているものが揃っているので、アーセナル(つまりデッキ)を組むのもそう難しくない。今現在、私のアーセナルの基本コンセプトは「きちんと受けて、じっくり攻める」。

最初に組んだアーセナルは、まぁ当然というか、特定の攻撃に特化したタイプだった。ぶっちゃけ近距離戦専用アーセナルだったのだが、これでは相性の悪い相手にはまったく歯が立たない。まして体験版では対戦部屋に入ってからのアーセナルの再構成はできない(すでに組んである別のものに変えることはできる)。あんまり偏った構成では、他の人に対応できないし、また他の人に対応されまくってしまう。

「接近戦に持ち込むためにはとりあえず相手の飛び道具をどうにかしないと」という考えから、防御系スキルを多めに装備。そして「こちらから攻撃しても強力な防御スキルでカウンターを受けてしまう」ことから相手の防御スキルを消すスキルをできるだけ装備。「防御系スキルを持っていない時に強力な攻撃が来たらいやだな」と思い相手の攻撃スキルを消すスキルも装備。自分の持つ攻撃スキルは少なめでいい。相手の攻撃を確実に止めて、攻め手を減らすことでプレッシャーをかけながら近づき、そこでようやく目的の中距離〜近距離の戦いに持ち込む、という戦法だ。お、なんだかギースっぽいぞ。

昨晩対戦した人は、消去系に特化したアーセナルを組んでいた。ひとつのアーセナルに組み込めるスキルは30個、戦いではそれを引いては使い引いては使いとするわけだが、その残りの数が0になると体力がどんどん減っていってやがて負けとなる。ギャザリングとかでもカードが無くなったら負けだったと思ったが、それをわざと誘発する戦法も当然存在する。その人は、フィールドに出現したこちらのスキルを、どんどん破壊していってしまうのだ! 最初はあっという間にその作戦にハマって負けたけどね。でも何度かやるうちに「スキルの無駄遣いは避ける」「できるだけ早めに勝負をつける」「ぶっちゃけその人から真っ先に狙う」などの方法で対処していった。

「その人から真っ先に狙う」といえば面白いのが、パラライズ系の攻撃または防御によって、しびれて3秒間動けなくなる人がいたりするわけだが、4人でプレイしていると、例えばAがBをパラライズさせたら、Cも、Dも、そして当然AもBを撃って図らずも凄いコンボができたりする。もちろんBは「ひで〜、なんで俺ばっかり(笑)」と叫ぶのだが、「いやだって撃ちやすそうなマトがあったから(笑)」とこちらも答えるしかない。実際そうだし。でも互いのカードの組み合わせによって、そんな風に予期できぬ出来事がたくさんあるので、戦いの最中はみんな笑いが絶えない。その雰囲気はパーティゲームのようだ。スマブラとかパワーストーンみたいな感じ。

見知らぬ人たちが集まって、夜通しそんな宴をくり広げている(たまに「みんなしゃべらない部屋」もあるけどね)。おかげでここ数日鉄騎大戦が出来なくて困っている。つーか一昨日も昨日も3時間しか寝てないヨ!!

2004/09/02 ファントムダスト0902

実は昨日からGNO2も始めているのだが、正直かなり放置気味。しょーがない。で、この日は、会社の同じXBOXユーザーにゲーム説明をして一緒に遊んだ。他の人が2人入った状態での4人バトルロイヤルでという強引な方法だったが、すんなり把握してくれたようで幸いだった(一応最初は他の2人に「すいません今説明してるんでちょっと待って下さい」とは言ったけど)。しかし、それにしても残りスキル数が7以下で使える「エクスカリバー」は強力だ。出せるようになったらそれだけでゴリ押しをする人も多い。今回もこれを使う人は多かったが、一応そのために近距離攻撃を破壊する防御「鉄の砦」をアーセナルに入れてあったので、斬りかかってきたタイミングに合わせて発動、エクスカリバーを何本か折ることができた。

しかし相手の手段を潰すことはできるが、こちらから攻撃する際に決め手に欠けるのが私のアーセナルの弱点だ。逃げ回られるとなかなかダメージを与えられない。スキルを使わない回避方法は、走って逃げる、ジャンプor側転で逃げる、などがある。ジャンプと側転は使用キャラによってどちらかしかできないが、明確な差がある。側転中は基本的に無敵なので、これを使いこなされるとこちらの攻撃がまるっきり当たらないのだ。ただし側転中はずっと地上判定なので、地面を這う攻撃や地面からダメージを与えるタイプの攻撃はかわせない。「地を這うもの」「地の揺れ」などがこれにあたる。側転キャラが相手にいることも想定して、こういったスキルも1つは入れておくべきかもしれない。

あるいは足を遅くして回避を困難にするか…それならいっそのこと属性反転系のスキルを持っていって、ステータス変化系スキルによって攻撃力や移動速度を上げた人にかけるのも面白いかもしれない。攻撃力+2状態なら攻撃力ー2になるわけだ。使っている攻撃系スキルの威力が2なら、0になってしまう。それも面白そうだ。…などと考えて、攻撃の決め手に欠けるという欠点を解消しようとしていたはずが、からめ手ばかり考えていることに気づく。こういうロジックだからいつもツメが甘いんだよな。

2004/09/03 ファントムダスト0903

昨晩、会社の人がずっとXBOX Liveでオンライン状態だった。でも「ファントムダストでオンライン」と書いてあるが「ファントムダストをプレイ中」という表示にはならなかった。またこの体験版は15分くらいボタンをさわらないと強制リセットになるので、彼は戦わずにずっと操作していた…つまり一晩中アーセナルの構築をしていたわけだ。

今日会社で確認したら、やはりそうだったらしい。CPU相手に試しで組んだアーセナルのテストを繰り返していたそうだ。だが、体験版に出てくるCPUはあまり強くない、というか攻撃してこないので、防御スキルの練習にならない。だから私はもっぱらLiveに入って対人間で遊んでいたわけだ。しかし彼は「でもCPUは防御はしっかりしてくるんで、攻撃の練習になりますよ。どうやって盾(防御スキル)を壊そうかと色々試せるし」と言った。

ちょっとビックリしたと言うか、私はそういうロジックに至らなかったので目から鱗状態だった。相手の強力な防御スキルに対抗するために様々なからめ手(こっそりそのスキルを消し去る方法とか)を考えていた私だが、よく考えればほとんどの防御スキルのDEF値は3〜4くらい。つまり、STR値5以上の攻撃をぶつければ、たとえ防御されてもその1回で盾は壊れるのだった。正面突破。力押し。でも充分に有効。

思えば私の当初からベースにしている「気孔系スキル」は、小さいダメージの連携で押していく攻撃が多い。だからことごとく防御されていたわけだ。今晩は別の系統を使い、あえて力一杯叩き壊すような攻撃を主体としたアーセナルを組んでみよう。ちょっと重いもの(コストの大きいスキルばかりの扱いにくいアーセナル)になりそうなのが不安だけどね…。

2004/09/05 ファントムダストちょっと自粛

先月30日に発売されたF通Xboxに付いていた体験版ファントムダストが遊べすぎるわけだが、ゆえにそれから数日はろくに寝られなかった。睡眠不足からくる疲労で食欲も減退し、この日体重を計ったらファントムダストはじめてから2Kg減っていた。やったー!じゃなくてあからさまに衰弱してるよ自分。ヤバイ、仕事の効率も目に見えて下がっている。

面白いゲームにハマるとのめりこんでしまうのはゲーマーの宿命(?)とは言え、このままではまずいので自粛する方向で頑張りたいと思う。でもまぁとりあえず、このページを見ている人には皆、F通Xboxを買ってファントムダスト体験版をやってみて欲しい。Liveに繋げて遊べば、とても680円で遊べるとは思えない面白さに驚くだろう。特にボイスチャットできると面白さは10倍になるよ。

一応2ヶ月無料体験カードがついてるので、XBOX Liveをやったことがない人(ここでこういう書き方するのは案に一人を差してるよな…)も、これを機にネットに繋いでみるといいかもしれない。ただし最初にクレジットカードの番号が必要で、しかも2ヶ月たって放っておくとそこから勝手に課金が始まる(断らないと加入とみなされる)システムなので要注意。実際は年会費払って加入してもまったく損はないサービスだとは思うが(事実私は2アカウント持ってるわけだし)、MSはこの辺り説明不足でずるい感じがするのも事実だな。

2004/09/06 仕事上使わないわけにはいかないのだが

毎度の事だが、あまりのExcelのクソっぷりに勘弁ならなくなって暴れた。というか人目に付かない所に行ってビルの壁を殴って殴って手の皮破けてようやく落ち着いた。

MSはXboxみたいないい商品を出すくせに、OSとかツールとかはなんでこんなに糞なんだろう。ああもう、MSはゲーム以外の仕事やめちまえ! …と思った。

2004/09/08 ファントムダスト0908

自粛といいつつちょっとでも時間があるとやってしまうファントムダスト。どんな時間でも対戦相手にはことかかないなんて…XBOX Liveでこんなゲーム始めて見た。

この日の対戦では、攻撃を重視した人と出会った。で、私は基本的に防御重視のアーセナルなので、それらの攻撃を片っ端から止めまくった。すげー楽しい。だがネットではこういう行動を消極的でつまらないと揶揄する人もいるみたいだ。

思えば防御系スキルのハマったのは…初日からだ。こちらの攻撃をパラライズバリアで止められ→反撃、のコンボを散々くらって、「自分も防御うまくなって同じようなことしてやる!」と思い、防御に気を配るようになってくるとこれが楽しくてハマったのだ。

防御が楽しいということが理解しにくい人から見ればこれはネガティブに見えるかもしれない。だが実際やってみればわかるのだが、このゲームの防御はどちらかというとアグレッシブだ。例えるならば、弾を撃つ相手はピッチャーで、それをタイミングよく跳ね返したりする私はバッター。バッティングという行動がネガティブだとは言えまい。

というわけで今日も飛んでくる弾を防御スキルでタイミングよく消して遊ぶ私は、いわばバッティングセンターに通っているようなものなのだ!?(相手は人間だからこういう言い方は失礼か)

2004/09/12 仕事をしてると痛感するが

つくづく私は自分に甘い。借金があるからとか、他に仕事がないからとか、そんな言い訳ばかり用意してるが、人に迷惑をかけるくらいならさっさと辞めてしまえばいいのだ。そのほうがみんな幸せ。だけど辞めない。だからみんな不幸せ。ひどい奴だ。

それでも解雇にならないのは、猫の手よりマシなら頭数があった方がいいからだろうか。今度上に直接聞いてみよう。

2004/09/13 今月は3冊同時進行

なので最近は忙しくてあまり鉄騎大戦もファントムダストもできない。毎週締め切りがあるって感じだからなぁ。きつ〜。

2004/09/14 通勤方法

最近は電車のあるうちに会社から帰るのは無理なのでバイク通勤。さすがにバイクを運転中に寝るってことないので、眠くてもまぁなんとかなる。

むしろ眠い時は電車のほうがきつい。ただ突っ立っているだけだから余計にたちが悪いのだ。ひと駅つくまでの間に何度「ひとり膝カックン」をやったことか…。つーか周りの人の迷惑だ。

まぁそんなわけで最近はバイク通勤。で、たまに電車に乗ろうとすると…とっくに定期の期限が切れてたりするんだよな(ってことが何度もあった)。さらにバイクのシートはもうボロボロだ。夏の陽射しを浴びてカリカリになった所に雨が降るとひび割れてしまう。そういうのが広がって、かなり破れている。これも買い換えないとな〜。結構な出費になるだろうが、バイクやパソコンは商売道具だから仕方ない。

2004/09/15 現実逃避日記

急いでやらなければ行けない仕事Aと急いでやらなければいけない仕事Bが同時に重なると、どっちから手を付けていいか迷い、片方を進めていてももう片方が気になって、どちらかを少し進めようとしてももう片方も少し進めようとして、結局のところどちらも進められずに作業が止まってしまう。

そして私は混乱しまくってフリーズする。Mac OS 9なみの性能。ダメすぎ。

2004/09/16 疲れている時は

歩き方が、猫背でふらふらふらして、だらけた感じになってくる。自分で歩いていて思う。
「ああこれファントムダストで体力少なくなった時みたいだなぁ」

2004/09/18 ペットにエサやってないよ!

という感じだが、最近は会社に泊まり込みが多いので、GNOとGNO2の方がまるっきり放置になっている。ちょっとログインして、オフラインの間に稼いだポイントや金で部隊を強化してログアウトするだけなのだが…。まぁ一週間くらいサボっても致命的にまずいわけじゃないけど、連邦PCたちも時間とともに強化されてるわけで、あまり放っておくとカモられてしまうかもしれない。

2004/09/19 私にとっても縁浅からぬヤツが来る

アーケード移植路線を打ち出したXbox、そのアーケード関係専用サイトがリニューアルする際に「あの伝説の男が」とか書かれてて。それがまさか彼だとは…驚きだ。

完成前のオフィシャルサイトに行ったら、ちゃんとマイクを付けてるよ! 描き下ろしってことか…まったく絵柄が変わってないんだな。素直に感心してしまうよ。Xboxのイメージとは合わない気もするけど。

2004/09/20 iPodでいつでも音楽を聴くようになったから…?

最近の美少女ゲームにはサントラがおまけとして付いているものがあったりする。もちろん単体でサントラが出ていたりもする。で、最近のこの辺の曲はほんとにレベルが高い。なぜだろうね…曲単体での商売を考えなくていいから好き勝手やってるのかな? あるいは美少女ゲームってのは雰囲気を大切にするものが多いからかアコースティック系が好まれていて、ヴァイオリン&ピアノのコンボに弱い(さらにワルツだとメロメロな)私のツボを突きまくりなだけかもしれない。

で、そういう曲を聴いていると、困ったことに…ゲームやらなくてもお腹一杯というか、満足しちゃうというか。その元となるゲームをやろうという気分にはつながらない。「このゲームの曲いいよねー」とは言えても、「このゲームいいよねー」とは言えない。だってゲームやってないし。やる時間もないし。月に何十本もでる美少女ゲームを全部なんて無理。そりゃ鉄騎大戦とかファントムダストとかGNOとかをやらなきゃできるかもしれないけど、それこそ無理。

前に「このゲームの主題歌はこういうところがポイントでとても良い」みたいな内容の記事を書いたら、メーカーの人がそれを読んで気に入ってくれて、一度お話したいと言ってきてくれた。大変にありがたいお話なのだが、そのゲーム自体はやってないので…断ったこともあった。なんとも。

だって音楽はiPodがあるから仕事しながらでも通勤しながらでも聴けるけど、ゲームはそういうわけにはいかない。ジョブスはiPodのヒットの後、「映像を扱う携帯機は作らないのか」と聞かれた時に「音楽はなにかをしながら聴けるが映像はそうはいかない。車を運転しながらビデオは見られないだろう」みたいな事を言っていたと聞く。まさにその通りだ。ビデオとかゲームは音+映像の複合メディアだが、それが単体の「音」に勝っているわけではない。

あるいは単に私が、なんだかんだ言って音楽が好きだからってのもあるかも。たまに、部屋で何もしない時があったりする。ヘビーなゲームにちょっと疲れた時間とかね(基本的に時間のムダが嫌いな私にとって「何もしない」という時間はめったにないのだが)。で、そんな時、テレビをつけたりする人もいると思うけど、私はテレビは基本的に見ない人なので、音楽をかける。

とても贅沢な時間の使い方だと思うけど、5.1chが作る音の中心で、いつもはヘッドホンで聞いている曲を聴くってのもいいものだ。安物のスピーカー&圧縮音源ではあるけどね。

2004/09/22 徹夜3連でお疲れ自慢?

ってわけじゃないが、日曜日の15時に起床してから会社に向かって、それから今、水曜日の14時を過ぎたわけだが…この3日間で合計1時間も寝てないぞ。すげぇ。もう歳かと思っていたが、無理できるもんだな。

しかも眠いと食欲が抑えられるから、減量もできてラッキーかもしれない。というか締め切りまでの時間と現在残っている仕事量を天秤にかけると絶望的な気分になって吐き気すらするんだが。

とりあえず今日中にやらねばならぬ事を終わらせるために、30分だけ寝ておこうか…と思ったら2時間くらい寝てしまったようだ。ハンパに健康になったためにかえって眠くなったような気がする。

2004/09/23 10月は…で済むとは思えないけどな

テクモがまたDOAUの発売を延期したらしい。ま、10月はファントムダストにハマる予定だから別にいいんだけど。

2004/09/24 ファントムダスト買った…けど

相変わらず仕事が忙しくてずっと家に帰れない…。カバンの中のパッケージが余計に切なくさせる。

でもきっと、一度始めたら止まらない。それこそ生命維持以外の理由では止まらない(例えば24時間ぶっとおして飲まず食わず寝ずにプレイしていたらたぶん止まるだろう)。だから、完全に今月の仕事が終わるまでは、本格的にのめり込むことはしないように気を付けなくては。

2004/09/26 かつて無い修羅場がようやく終わる…

一度寝てから、思う存分ファントムダストやるとしよう。今はまず体力回復だ…。

2004/09/27 格闘家は発電機じゃないぞ

『暁! 男塾』の今回の話がまるっきりKOFすぎて失笑。KOFはオロチ編の97で「格闘家の気が高まる場所を用意してオロチ復活に使う」、ネスツ編の2000で「格闘家の気を集めて衛星レーザー(ゼロキャノン)のエネルギーにする」という、あまりに荒唐無稽で、格闘と悪の組織を関連づけるネタってこんな話ばっかりかよ、つーか同じネタ何度も使うな、って話だったわけだが、まさかそれとまったく同じネタをいまさら見ることになろうとは…思わず乾いた笑いが漏れた。

2004/09/28 ファントムダスト0928 とりあえずクリアして

入稿が終わり、休みをとって一気にファントムダストをやった。まず目標はオフライン(一人用)クリアだ! というわけで、クリアした。別に急ぎ足でやったわけじゃない。途中、任意で選べるミッションも全部つぶして進めたし。単に、止められなかっただけ。で、せつないエンディングにしばし浸って(いい感じだったよ…しんみりしてしまった)、その後はスキル集め!!

オフで集められるスキルは全部で300、クリアした時点で持っているのは約290…? 結構、集まるもんだ。残りを埋めるために、新しいアーセナルの実験も兼ねて金をかせぎ、ショップで所持数0と表示されるスキルを探して購入。やがて296になった。この辺りで、いっぺん実戦に出てみるかー! と、ようやくLive対戦に出向く。

最初にプレイした人たちは、まだオフの中盤にも行っていないらしく、環境スキルを使ったら「なにそれ!」と興奮していた。面白かった。その後にやった人たちはかなりやりこんでいるようで、オンで何十勝もしないと手に入らないレアスキルをバシバシ使ったり、レアスキル以外でも私の知らないものを色々とみかけた。どうやら私が手に入れていない4つらしいが、どれもこれも強いものばかりだ。

「やっぱり300集めてからじゃないと!」と思い、その後はまたオフに戻ってスキルを買い漁る。結局、1時間くらいですべて集まった。トレーディングカード的要素のあるゲームなので、全部集めるのはとても時間がかかるのだろう思ったが、もしそういう仕様にしていたら私のように「オンで対戦するのはスキルが集まってから!」という人たちがいつまでもLiveに出てこないから、300個のスキルはさくっと集まるようなバランスにしてあるのだろう。

そうして300個のスキルを眺めて…ここから無限のアーセナル構築が始まるのだ。まずはコンセプトを決めないといけない。すでにオフの時にある程度の数のアーセナルは組んでいたが、やはりLiveで対戦してみると、えげつない(褒め言葉)アーセナルは色々とあるもので。こちらとしてはその戦術を“参考にして自分の戦術に組み入れる”か“許さん!という気持ちでそれを封じるアンチアーセナルを組む”か、どちらもできる。が、どちらもやってみたいと思うために、アーセナルの構造がぼやけてしまうのが私の悪い癖だ。その分、柔軟な対応ができる…と思うのだが、単に中途半端になってしまう事の方が多い。

体験版と違い、環境スキルによる環境クリスタル設置で「みんなを自分に有利なルールに引きずり込む」ことができるのも非常に面白い。そういう理由もあって環境クリスタルは他の人がすぐ撤去しに来るわけだけど、そこをねらい撃ってたっぷりダメージを与えられるなら、たとえ撤去されても美味しいわけだし。それ以前に、「撤去されにくい場所に配置する」ことも重要なので、マップごとに隅々まで歩き回って、撤去されにくい場所を探している途中。

そんなわけで、またしばらくオフに引きこもってしまった。新しいアーセナルを組んではCPU相手に実験、「もうちょっと変えた方がいいかな…」と思って調整、そして再び実験…そんな繰り返しだ。アーマードコアのACカスタマイズに寝食を忘れた頃を思い出す。ある意味、同じようなものかもしれない。対戦で他の人をあっと言わせるアーセナルを目指し、試行錯誤は続く。

2004/09/29 ファントムダスト0929 環境スキルの実戦投入

家に帰ると疲れて電気をつけたまま気を失うように眠ってしまう。起きると深夜。なぜだ。それはともかくファントムダストを始める。

昨日からいくつか考えていたのは、環境スキルの使い方。環境クリスタルは普通に床にセットしても、他の人に撤去されたらそこまでだ(ちなみに設置も撤去も、足が地についた状態でないと行えない)。そこで、他の人が取れない場所を探すことにする。具体的には

(1)壊せる床、壊せる箱などの上に設置してから、床や箱を壊す。
 …これができれば最高。空中に浮かんだクリスタルは、クリスタルを消去するため専用のスキルを持っていないかぎり撤去することはできない。ただ、一目で「こりゃ取れないな」ってのがわかるのが欠点と言えば欠点。

(2)通常のジャンプでは届かない高さの場所に【跳躍】などのハイジャンプで飛び乗り、そこに設置する。
 …これもいい方法。ちょっとだけ高い(けどジャンプじゃ届かない)場所にしかけると、いかにも取れそうに見えるけど取れない、という風になるので他の人をだませる。だが、しかける自分自身がまず跳躍のスキルを手に入れないといけないのと、他に跳躍を持っている人がいると撤去されてしまうのが欠点。

そこでまずは、ひとりで画面分割マルチプレイ。相手は当然動かない。その状態でマップを歩き回って、クリスタル設置に適した場所を探す。まずこれをすべてのマップで行い、「このマップでしかけるならこの場所だな」という場所を探す。ざっと見て、ある程度あたりをつける。良く探せばまだあると思うが、ひとまず「ここに設置すると取られにくい」という場所を最低ひとつは決めるのだ。

そして、「この環境スキルのための構成」という感じのアーセナルを組む。例えば「コスト3以上のスキルは使えない」という環境スキルを使うなら、手持ちのスキルはすべてコスト2以下で統一するわけだ。

そうしていくつかアーセナルを組んで、実戦に突入。深夜4時だというのに対戦は楽にできる。さっそくクリスタルをヘンな場所に設置すると、みんなが「これどうやって取るんだ?」「うわ、取れねー」と叫びながら必至にクリスタルに向かってジャンプを繰り返す。…無茶苦茶面白い! その場所はねー、跳躍とかのスキルないと行けないんだよ…と思っても口には出さず。で、みんながクリスタル撤去の方法に試行錯誤している間に、みんなのホームポジションにいってスキルをぷちぷちと消していくw

そうこうしているうちに、1人だけ違う行動をしていたのだから、みんなの注目を浴びる(ような雰囲気になる)。結果、袋叩きにあって真っ先に負けてしまったのだが、でも面白かったからまぁいいや。環境スキルの導入試験のテスト結果は上々といったところか。今後はもっと他の人の行動を制限するような嫌らしいアーセナルを組んでみるとしよう。

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